2015/05/26 00:59

2015.5.25 先週から『5月を吹き飛ばせ!』ということで、テンションが上がる曲のみをオススメしています。また週が変わりましたので、今週は50s〜90sのテンション上がる、当たり前の曲をオススメします。初っぱなから当たり前すぎな感じでTHE ROLLING STONES。曲も当たり前すぎる「JUMPIN' JACK FLASH」です。ちょうど北米ツアーが始まったところです。当然、ライヴの一番のハイライト曲です。

この曲に関して何かを発言するよりも、誰もが曲は知っていますので、この曲に関するキース・リチャーズのインタビューの受け答えを紹介します。それが全てだと思います。記者「この曲はライブで必ずと言っていいほど演奏される曲で今まで何万回と演奏していますが、飽きたりしないのですか?」キース「そりゃないね。毎回全く一緒の演奏にならないし、その時のテンションや気分で毎回違うものになる。だから飽きるなんてことはない。』この曲に対し『じゃじゃ馬』と表現し『どこに行くかわからない』と言っています。さらに『この曲を聴いて「さあ行くぞ!」ってならない奴は腑抜けだ』とまで言っています。あくまでも全てキース・リチャーズ本人のインタビューです。それだけ本人たちもテンションの上がる曲であることは確かです。もちろん聴いている人も最高に盛り上がる曲です。

ローリング・ストーンズだけが辿り着いたような境地です。このノリを出すのは、なんだかだあの阿吽の呼吸があるから『スリリングでアドレナリンが出る』のだと思います。有名な話ですが、ドラムのチャーリー・ワッツはリズムギターのキース・リチャーズに合わせて叩いているので、自身で「だから幾分遅れる」と言っていて、「そこが他のバンドには絶対にない部分」と言っています。それがあの強靭なノリを生み出していることだけは確かです。