2015/07/10 02:33
2015.7.9 今週は50s〜90sですが、極端に絞って90sのアメリカンTVショウ「サタデー・ナイト・ライブ」からオススメしています。今日は当時の全米カレッジチャートを賑わしていたアメリカの良心的音楽と言ってもいいR.E.M。曲は「LOSING MY RELISION」です。
当時はティーンネィジャーで、当然「滑稽」「奇抜」「愉快」「痛快」「迫力」なロックに目を奪われましたが、歳を重ねるに連れてこういった良さがわかってくるものです。まあでも全米カレッジチャートを賑わせてる時点で若者に受けてるってことなんですけど、自分にはその当時は分かりませんでした。他に比べて地味な曲やってるなって感じで。
結局、R.E.M自体はそんなに好きではないしファンでもないし、本来はパールジャムを今日書こうかと思ったのですが、やっぱりグランジ・オルタナだけでなくこういう曲も放映してたってことも知って欲しかったので、これにしました。結局ベスト持ってますがこのTVショウで観たこの「LOSING MY RELISION」がやっぱり一番好きなんです。当然ですが視覚効果の重要性ですね。ロックにはまるには、視覚でもちゃんと観ないといけないと思います。
この曲に関しては『マンドリンで民族的音色も美しい』曲です。何より濃すぎる他メンツの『休憩としても、じっくり曲を聴き入れれる』といった面でも、逆に異彩を放っています。曲自体を歌モノとして、しっかり作り込んでいる。なのでその後、映画への楽曲提供など納得できます。去年か解散してしまったみたいですが、肩肘張らないアメリカンバンドです。