2015/07/28 15:14

2015.7.28 今週は50s〜90sですが、絞って90sイギリスからオススメしています。特にブリット・ポップ最盛期なので、その辺りです。イギリスらしい歌詞といえばPULP。良い意味で皮肉を込めたジョークを歌詞にする・発言する文化があります。またちゃんとジョークとして捉える環境があります。そういうところに強いのがPULP。また2曲選んでまいました。

1曲目は代表曲のです。この曲好きな人はこの曲に込められた『アイロニーの巧みさ』に惹かれている人も多いかと思います。やっぱ文化やと思います。笑って聴ける環境があるかどうか。曲自体は『めちゃポップでノリもなだれ込み方も最高の曲です』そんな曲に『巧みなアイロニーたっぷりのジョーク』があるのだから国民性を考えると欧米で人気曲になるのは当然かと思います。日本で考えるとまだまだ難しい環境でしょうか。

2曲目も代表曲の「Disco 2000」です。こちらも似たような作りですがこちらは『ギターイントロがシンプルで格好いい』です。同様に『ジョークは満載』。何より『聴くと安心感があって、あ〜楽し』と単純明快なところがいいです。大音量で聴くのをオススメします。

PULPに関しては、掴み所ない感じで人気あるのか、ないのかも定かではないです。日本ではそういった土壌もあるのか、他のブリット・ポップ勢と比べると過少評価されているような気もします。こういうジョークにあまり慣れていない。なのでこれくらいアイロニージョークたっぷりのバンドが出てきたらなってのもあります。