2015.7.31　今週は90sイギリスのオススメです。どうしてもブリット・ポップの印象の強い年代ですが、『シューゲイザー（靴を飛ばすって意味らしい）』というジャンルも確立されました。その筆頭が今日のオススメのRIDE 。正直、シューゲイザーってジャンル自体は個人的に得意ではなく、恐らく他のシューゲイザーを代表するバンドを聴いた時に「あ〜あんま得意な感じではないな」と思ったからですが、時を経てこのRIDEを聴いてシューゲイザーの印象ががらりと良くなりました。今日も2曲選んでまいました。

1曲目は「in a different day」です。これは『完全にサウンドです』。轟音が売りのシューゲイザーですが真逆の『リヴァーヴたっぷりのリヴァーブギターでスィートなサウンド』の曲です。このサウンドにやられるはずです。轟音のはずが全然轟音じゃありません。

2曲目はお決まりの代表曲「taste」です。こちらはやや轟音の名残りあるドラミングを随所に見せますが『箇所箇所で多彩なドラムを演奏するので、オーディエンスを引き込みます』。あとはボーカルの歌い方が西欧人の得意とする『牧歌的な歌い方』でドリーミィに聴こえるのも良いです。全然一辺倒な感じがないので、シューゲイザーの中では手を出しやすいです。

今回のフジロックに再結成で来ていたので、順位でいうともし行っていたらお目当て1位となっていたと思います。なので、行った方に多分第一声に聞くのは「RIDEどうやった？」になると思います。今のところ、まだ行った人に会っていませんので何も聞けていません。