2015/09/19 02:08

2015.9.18 今週は、もう手に入れた方も多いかもしれませんが、昨日発売のキース・リチャーズの23年ぶりのソロ新作を祝い、「キースを表すオススメ曲」を彼が所属するTHE ROLLING STONESを中心に1曲ずつ紹介しています。週の最後はやっぱり『BEGGERS BANQUET』収録の「SYMPATHY FOR THE DEVIL」です。季節的にもちょうど聴くのに最高の時期です。

この曲は『キースのギターがいかにフリーキーかの最たる曲です』『多くのギタリストがこのギターソロのタメや遅れ感・音数をかけないノリに憧れを抱きそのリズム感と個性に感動した曲はないはずです』『実際にライヴではサボってるのかと思われるくらい、この曲でのキースの立ち位置は素晴らしい位置にあります』『曲は言うことなくノレる最高曲です』

今日もラストですがキースを持ち上げるエピソードですが、キース自身が「ローリング・ストーンズ=ミック&キースだ?冗談じゃない、チャーリー・ワッツだよ」と言ったのはよく取り上げられるエピソードですが、当のチャーリーは「ローリング・ストーンズが他のバンドと一番違うところは?」に対して「絶対に決定的に違う点が一つある。それはリズム・ギターのキース・リチャーズに合わせてドラムを叩いているんだよ。他のロックバンドでこんなバンドは見たことがない。だから毎回ドラムがリズムギターに比べて少し遅れる。そこが俺たちのグルーヴになってる。」と語っています。やはりキース・リチャーズ恐るべし。