2015/11/04 01:00
2015.11.3 今週は「ニューヨークにちなんだ音楽」のオススメです。昨日のルー・リードから色濃く影響を受けたアーティストは多数いますが、今日紹介するこの人もその一人であることは察しが付きます。イギリスの詩人Richard Ashcroft。イギリスでは「マッド」という冠を付けられたりしていますが、恐らく言動一つを取ってもルー・リードの影響はかなり濃いかと思います。曲はそのまんまのタイトルですが「New York」です。
この曲は『イギリス育ちのイギリス人がニューヨークに対する気持ちをストレートに書いた曲です』『リチャード・アシュクロフトの歌い方の幅の広さ・声の特徴は、あのギャラガー兄弟二人ともが入れ込む位、緩急や粘り・抑揚をうまく使っていて聴き入ります』『この曲はリチャード・アシュクロフトが一番得意としているのではと思う、ゆったりしたミディアム・ナンバーで特にソロにはこういったテンポの曲が必ず入っています』『このアルバムの中では1曲目の「A Song For Lovers」がクールな感じで格好いい曲ですが、その次にこの曲がハイライトかと思います』『ニューヨークへの愛を感じる1曲となっています』