2015/11/10 20:30

2015.11.10 今週は「ボブ・ディラン」のオススメ。なので昨日同様、主観含め内容は濃くなります。納得いかないのが、ピストルズやクラッシュ、ビートルズやストーンズではそこそこ10代〜20代にも根強く浸透していて反応があるのに対して、ボブ・ディランやニール・ヤング、ドアーズあたりになると一気に浸透力が落ちるということです。反逆という意味ではパンクというビジュアル面ではピストルズやクラッシュは分かりやすいですが、内容だけ見ればぶっとんでの反逆はボブ・ディランです。格好は比べると地味になるからでしょうか。

ということで今日のオススメはアコースティックギターから、エレキギターに持ち替え多くのお堅いフォーク愛好者からブーイングを大いにくらった時期から「SUBTERRANEAN HOMESICK BLUES」。『歌はラップスタイルでミュージックビデオもアナログでありながら革新的』。これ以上は聴く&見るが全て。フォーク愛好家の集まる野外フェスではエレキギターを爆音で鳴らしブーイングの嵐。曲はプロテスト・ソングと呼ばれ社会風刺的。ステレオタイプを大いに嫌い「アイム・ジャスト・ヒューマン」の発言が有名。

恐らく一番よくあるパターンとして音質・音圧の問題があると思います。自分自身で考えても10代のころ出ていた昔の人たちのCDはコンポの音量をかなり捻らないと聴こえなかったり、音質が悪かったり、とっつきにくかったのですが、ここ15年〜10年はやたらと音質が向上して、そういうことが激減してるので、今10代・20代の人はスッと聴けるわけです。ダウンロードはオススメしません。ボブ・ディランに関しては映画やドキュメンタリーにもなっています。映像でもチェックできますし、こちらも正しく知るためにはマストです。