2015/11/12 18:24
2015.11.12 今週は「ボブ・ディラン」のオススメ。思い入れがあるだけに普段より少し内容は濃くなります。最近の音楽の傾向として、ヴォーカルの声さえもテクノロジーで加工したものが世界的に多いのは事実ですが、今日オススメする「ONE OF US MUST KNOW (SOONER OR LATER)」を聴いて『クセ強いな』『アクが強いな』と思わなければ、もはや自分の感性を疑うしかないでしょう。ボブ・ディラン節とも言うべき歌い方が炸裂しています。
結局、長く愛されるものって「加工したものではない」って分かっていて、それをここ15年くらいは多くやっているし、かといって生声の歌い方でここまで個性的な感じも出てこないってのもあります。声の出し方や歌い方の表現の重要性をボブ・ディランが証明しているにも関わらず最近はずっとそんな気がしてなりません。結局、こういった個性的で唯一無二な感じが出てくると、それはそれで盛り上がる気はします。
この曲で特筆すべきは『フリーキーなピアノの音色と後ろのオルガンの音色です』『これを聴くだけで気分が上がって楽しくなります』あとは最近くるくるボブ・ディランヘアースタイルの10代・20代の男性を見かけなくなったので『日本での絶滅危惧種に認定したいと思います』一昔前は、日本の人気ロックバンドもそんな髪型してる方がいたからか、たまにボブ・ディランパーマあててる人見かけたけど、もう最近は全く見なくなりました。