2016/01/22 23:28

2016.1.22 WATERFALL(ウォーターフォール)|ロックをカジュアルに着こなす東京メンズ服のSUGARです。今週は「デヴィッド・ボウイと人間関係がわかる曲」からのオススメです。週最後はデヴィッド・ボウイ本人の曲ですが要は誰と組んで制作したか第2弾です。昨日の『LOW』もブライアン・イーノと組んで革新に向かったデヴィッド・ボウイですが、更に猛進したと言うべき80年代版デヴィッド・ボウイを築くため当時既にヒットメイカーだったナイル・ロジャースにニューヨークのナイト・クラブで親交を築きプロデュースを依頼し作成した決定版『LET'S DANCE』から2曲オススメします。

今回のデヴィッド・ボウイの知らせに対してナイル・ロジャースの発言した文章が一番印象的でした。「私は呼び出され彼は一枚の写真を見せた。それはリトル・リチャードが赤いキャデラックに乗っている写真だった。彼は『こういった作品にしたい。あとは全て任せるよ』と。俺はその時すぐピンときた。『まったく新しい革新的なもので根底にはロックやソウルがあるものだな』と。彼は全てを任せてくれた。彼と仕事をしたその時だけ唯一自分が黒人だということを認識することは無かった」と語っています。正直デヴィッド・ボウイの作品は70年代前半のエネルギッシュなものが好きですが、これを聞くと凄まじく探究心が多かった人だというのが分かります。当然、80sヒットメイカー×ロックンロール系ヒットメイカーなので当時のキャリアハイの順位を記録したのも納得です。

1曲目はアルバムの冒頭を飾る新たなデヴィッド・ボウイの名刺的な「MODERN LOVE」です。この曲は『全く70年代前半の姿は見えません。新たなデヴィッド・ボウイの始まりです』『曲全体はさすがナイル・ロジャースといわん楽しく盛り上がる踊れるダンスナンバーです』『80sの熱気が詰まった曲です』『サックスも楽しい気分を更に引き上げます』『陽気な南国でも聴きたいような鍵盤の音色が楽しいこの曲の雰囲気を作っています』

2曲目は彼のキャリアの中のシングル曲で一番売れた「LET'S DANCE」です。この曲は『まさに80sなサウンドがあの時代の象徴のような曲です』『曲の作り自体はチープに感じますがそれが80年代当時の流行で踊りやすいってのがナイル・ロジャースの狙いやと思います』『売れるべくして売れた曲やと思います』『デヴィッド・ボウイの歌い方も優しく聴こえます』『デヴィッド・ボウイは別に自分が目立つことだけ考えてたアーティストでないことが分かります』『自分自身の声も楽器のように考え新しい境地に挑んだのだと思います』