2016/02/09 21:19

2016.2.9 WATERFALL(ウォーターフォール)|ロックをカジュアルに着こなす東京メンズ服のSUGARです。週が変わりましたのでお題が変わります。今週は「プライマル・スクリーム」からのオススメです。今日は『screamadelica』の次に発売された前作と打って変わってロックンロール色を全面的に打ち出した『GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP』からもはや日本でも知らない人はいないくらいお茶の間まで浸透した「ROCKS」です。

ボビー・ギレスピーの音楽の聴き込み方、広さは言うまでもないのですが、前作から完全に振り切ってアメリカ南部色の強い黒っぽくファンキーなロックンロールアルバムを作ろうと思い立ったのだからある意味いい意味で「音楽に対してやりたい放題」です。よく耳にするのがこのアルバムはそれくらい難易度の高いところをやったので、ライヴでは当然黒っぽいタメなどローリング・ストーンズほど手慣れがあるわけでもないので、そこまで上手くいかず「ライヴでの再現性は低い」と多くの人から言われたのですが、それも含めチャレンジャー精神はただただ他のバンドでも数少ないので評価すべきかと思います。よく「ライヴでは」ということを聞きますが、ローリング・ストーンズですら曲によってはめちゃくちゃ走ってたりするし、そもそも「ライヴにCDと同じ演奏レベルを求めること」自体がバカバカしいと個人的には思います。「ワァ〜」と生音でアドレナリン出て楽しかったらそれでいいと個人的には思います。

この曲は『イントロのドラムから全開です』『その後ファンキーでノリのいいギターリフが入り、ベースがブワッとこればあとはドンチャンです』『手を鳴らし、ステップを踏めば皆ご機嫌になるナンバーです』『ドラムはスライ&ザ・ファミリーストーンの「DANCE TO THE MUSIC」の完全なパクリです』『ピアノが小粒でキラリと効いてます』『ヴォーカルもフロアを上げるのにちょうど良いくらいのシャウト感です』『ベースはかなり黒っぽいファンキーな演奏です』『ホーンセクションがご機嫌感を更に高めていきます』『上がる曲間違いなし』