2016/03/02 00:08
2016.3.1 WATERFALL(ウォーターフォール)|ロックをカジュアルに着こなす東京メンズ服のSUGARです。今週は「ザ・ケミカル・ブラザーズ」からのオススメです。The chemical brothersの人気を決定付けた「2nd」から2曲オススメします。
1曲目は冒頭を飾る「block rockin' beat」です。この曲は『ケミカル・ブラザーズらしいアグレッシヴに攻めてくる曲です』『サイレンのような音がスクラッチされているような音が全編通してフィーチャーされていて、人間の持っている心理的な部分の妙な緊迫感を煽ります』『ドラムのリズムがしっかりしていてエレクトロの中でもロックリスナーを納得させる曲です』『ファンクのようなギターをループして使用することで中毒性も生んでいます』
2曲目は当時オアシスだったノエル・ギャラガーがゲスト・ヴォーカルで参加したことで多くの話題をさらった「setting sun」です。この曲は『ドラムのリズムはビートルズの「TOMORROW NEVER KNOWS」 を少し機械的にアレンジした形なのは聴けば一瞬で分かります』『この酷似リズムのお陰で当時からDJの方が「TOMORROW NEVER KNOWS」〜「setting sun」に繋げていくパターン(曲順逆パターンもあり)は未だに不変です』『ノエル・ギャラガーのヴォーカルは大して注目するほどインパクトを残すものではありません』『話題性の部分でロックリスナーを大きく取り込むことができたのは間違いないと思います』『この曲も随所にサイレンのような音が使用されリスナーの緊迫感を煽ります』