2016/03/19 01:26

2016.3.18 WATERFALL(ウォーターフォール)|ロックをカジュアルに着こなす東京メンズ服のSUGARです。一昨日3/16でメンズアパレル『WATERFALL』は発足1周年を迎えました。1周年の週に当たる今週は当然「ストーン・ローゼス」からオススメです。週最後は曲ではなくストーン・ローゼス再結成の年に公開された再結成を追ったドキュメンタリー映画『MADE OF STONE』をオススメします。ファンの方なら当然観た方も多いと思いますが、内容がドキュメンタリーとはいえそこら辺のコメディ映画みるよりも面白い映画だったので、ストーン・ローゼスに興味はないという方やロックはあまり興味ないという方にも楽しんで観て頂ける内容なのでオススメです。DVDも既に出ていてレンタル屋さんはほとんど最近行かないので置いているかは分かりませんが、観て損はない映画だと思います。

内容うんぬんを言うのは簡単ですが、まず自身が映画館で観た時は満席でたまたま隣の方が筋金入りのファンだったのか(もしかしたら自分より一回りくらい若いくらいのしかも女性)席に座って映画観ながらですが音楽がかかる部分では映画館にも関わらず体を左右に揺らしていました。そういうと観たくなると思います。嘘ではなく事実なので、これ聞いて観たくなった方はいかなる手段でも観る価値はあると思います。

全編通して言えるのは「ユーモア」と「ジョーク」が繰り返される笑いの絶えない映画です。もちろんその中身については書きませんが、メンバーの関係性や性格も良く分かる映画です。自分の中でこの映画の一幕では無かったかもしれませんが、ストーン・ローゼスの人間らしさを表す映像として解散前の野外フェスティバル出演時の映像を何かで観た時、ベースのマニがずっとイアン・ブラウンの方を見ながら苛立ちを隠せずベースを野外フェスティバルにも関わらずアンプ方向に投げつける映像が印象的です。その後の「やってられるか」的な動きも含め音声もないし分かりませんが「このバンドが崩壊していく様」を映像で観た時、昨今のような行儀がいいだけの飼われたサラリーマンバンドではないというのがその映像を観ただけで分かります。その苛立ちにはいくつもの憶測が飛びますがその後の解散も含め、音楽への飽くなき探求からくる苛立ちであることはなんとなく分かります(説によるとイアン・ブラウンの一向に向上しないヴォーカルにメンバーは悩んでいたというのが良く取り沙汰されています)。この映画の映像だったかももう覚えていませんが、映像で観るとよりそのバンドの人間性や心の情熱というのが伝わるのは事実です(当然、生のライヴが一番いいですけどね)。そんなこんなの解散を経て再結成した時のドキュメンタリー映画なので面白くない訳はありません。