2016/03/25 23:08
2016.3.25 WATERFALL(ウォーターフォール)|ロックをカジュアルに着こなす東京メンズ服のSUGARです。今週は「ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」からのオススメです。週最後は個人的には一番ポピュラーな「1st」よりスッと入ってくる曲が多く感じる「4thアルバム」からその全体の聴きやすさを牽引している2曲をオススメします。
1曲目は代表曲で多くのアーティストからフェイヴァリットにも挙げられる「SWEET JANE」です。この曲は『ルー・リードの語りのような歌唱がインパクト大の曲です』『曲としてはポップな印象でこの図式こそがヴェルヴェットの魅力です』『アクのあるヴォーカル+シンプルで聴きやすいポップな曲調がなんとも言えない気持ちになります』『ポップな歌唱にポップな演奏なら多くのバンドと何も代わり映えしないということです』『ルー・リードの歌唱はまるで自分の隣で語りかけてくる言霊のような印象すらあり不思議な説得力があります』
2曲目はこれまたシンプルで聴きやすい爽やかな「ROCK AND ROLL」です。この曲は『イントロからギターの軽快なリズムが引っ張っていく曲です』『この曲も同様に曲だけ見れば爽やかですが、ルー・リードのヴォーカルのアクと真逆でどちらも引き立てる効果があります』『ルー・リードのこの曲でのヴォーカルはやや暴力的な印象で、NY独特の都会の苛立ちを表現しているように感じます』『この曲はやっぱりNYの大都会の光景が鮮明に浮かぶ曲です』『ギターもソロ部分など荒っぽくてそこがクールに感じます』『曲終わり部分もクールです』